- 武運長久の祈りをこめて作られた出世兜
戦乱の世に大きく雄飛した二人の武将の兜を再現
- 武家社会から連綿と続く端午の節句の祝い事を盛り上げる出世兜。子供の栄達と家運の繁栄の願いをこめて、歴史の英雄にあやかり過去の名将が愛用した兜を飾ります。今回ご紹介するのは、今をときめく智将・黒田官兵衛と永遠の勇将・源義経がそれぞれ愛用した兜に題材を取った二鉢。実物を綿密に調査し様々な考証を重ねた上で、銅器の名産地として名高い富山県高岡市の名工が作り上げました。お子様・御孫様のためのお祝いとして、また歴史愛好家のコレクションとしても高い人気を集めています。
※お届けまでに3週間ほどかかります。
●タイプ/01:黒田官兵衛、02:源義経
●セット内容/01:本体、紫紐、紫座布団、02:本体、橙房、赤金座布団
●サイズ/幅11×奥行12×高さ11cm
●材質/01:家紋:真鍮、袖:アルミ、鉢:亜鉛合金、02:亜鉛合金
●日本製
●重さ(約)/01:430g、02:600g
- 出世兜
(01)黒田官兵衛 黒田官兵衛(1546年-1604年)
戦国時代から江戸時代初期に掛けての名将。出家後は如水と号する。智略を持って世に知られており、豊臣秀吉の側近として仕え、調略・合戦と幅広く活躍。若くして姫路城代を努めるなど、早くからその才能を周囲から認められる。織田信長に協力し中国戦線で秀吉と共に歴戦を重ねるが、信長から離反した荒木村重の説得に失敗し幽閉される。逆に翻意を促されるが一年経っても意図を曲げなかったことから意志の強固さを天下に知らしめた。秀吉時代から関が原の戦い、江戸時代を通じ戦いを誤ることなく勝利を重ね、筑前三十二万石黒田藩の礎を築いた、最も成功した戦国武将の一人である。(02)源義経 源義経(1159年-1189年)
平安時代末期の勇将。鎌倉幕府を開いた源頼朝の異母弟である。平治の乱で父義朝が敗死したことにより鞍馬寺に預けられるが兄・頼朝が挙兵するとそこにはせ参じ、一ノ谷、屋島、壇ノ浦の激戦を制して平家を滅ぼす最大の功労者となった。その後独断で官位を受けるなどの行為を持って頼朝と対立、朝敵となる。奥州藤原氏を頼るも最後は衣川館の戦いで敗北、自刃した。当時大変に人気が高くその最後は多くの同情を引き、「判官贔屓」という言葉や数多くの伝説を生んだ。