- 天空まで届くような音色がご先祖に供養の心を伝える
叩けば叩くほど美しい音になる幻の「砂張」おりん
- 鋳造が大変難しく、現在技法を伝授している工房は皆無にひとしいほど稀少な「砂張」。正倉院の宝物にも多く見られ、奈良時代の昔から大変珍重されてきた。今回、その秘伝の技法を受け継ぐ職人が、高度な技術を駆使して格調高いおりんに仕上げた逸品をご紹介。砂張のおりんは切れの良い音と、うねりを持った余韻に低重音のうなりがあるのが特長。「鳴り上がる」といい、5年、10年と叩き続けることで音がどんどん良くなっていくといわれている。あたりの空気に浸み入るような澄んだ音色と深い余韻が、ご先祖さまに感謝の心を届け、一族を繁栄へと導いてくれることだろう。
※手作リ品のためお届けまでに2週間ほどかかる場合がございます。
●セット内容/おりん、りん棒、巾着袋
●サイズ(約)/おりん(外寸):径6×高さ3.2cm
●材質/おりん:砂張(金メッキ仕上げ)、りん棒:木
●日本製
●重さ(約)/おりん:90g
手の平に乗る小ささで、携帯にも便利。お墓参りに持参すれば、ご先祖も喜ぶことでしょう。 須賀 月芳
須賀之輔(月真)、須賀良二(木仙)両氏に師事し、蝋型鋳物鋳造法を修業。現在に至る。砂張(さはり)
銅に錫を加えた合金のこと。錫を多くするほど音色が良くなるが、同時にもろくなってしまうため、精製には高度な鋳物技術を要する。